トリコロールな猫/セキュリティ

思いついたことをぼちぼち書いてます。

はてなブックマークフィードを利用して月ごとのはてブをまとめる

今年毎月まとめているセキュリティに関する記事。「文書公開」「インシデント・脆弱性」「読み物」の3つのカテゴリに分けてまとめています。

security.nekotricolor.com

最初は地道に手でコピペしてましたがさすがに面倒なのと、せっかくはてなに越してきたのではてブを使いたい。ということで、「気になる記事ははてブしておき、月ごとにまとめる」ということにしてみました。

で、はてブはいろんなAPIを公開しているので、最初ははてブの各エントリの情報を取得して加工しようかと思っていました。

はてなブックマークエントリー情報取得API - Hatena Developer Center

が、フィードを取ってくれば、RubyでXML処理するだけでいけそう。

はてなブックマークフィード仕様 - Hatena Developer Center

タグの情報が入る要素があるので、しかるべきタグをつけておけば、各カテゴリについて簡単にまとめられそうです。

ブックマークのルール

記事に必要な情報は、

  • 記事作成日時
  • 記事タイトル
  • 情報源
  • 記事の引用・コメント

の4つ。

記事タイトルと情報源は、はてな記法の[記事のURL:title]の形で表示されるものをそのまま使います。

ということで、以下のようなルールでブクマするようにします。

文書公開 [YYYYMM][YYYYMMDD][securitydocument] 引用orコメント
インシデント・脆弱性 [YYYYMM][YYYYMMDD][securityincident] (引用orコメント)
読み物 [YYYYMM][YYYYMMDD][securitynews] 引用orコメント

2016年5月はこのルールでブクマしてみました。

201605に関するnekotricolorのはてなブックマーク

はてなブックマークフィードの仕様

ルールに沿ってつけたブックマークのフィードを取得し、Rubyを使って月次でまとめていきます。

フィードの使用については前述のここで説明されています。

はてなブックマークフィード仕様 - Hatena Developer Center

たとえば

http://b.hatena.ne.jp/nekotricolor/atomfeed?tag=201605&tag=securitynews

というURLから、以下のようなXMLファイルをGETできます。

<feed xmlns="http://purl.org/atom/ns#" xmlns:opensearch="http://a9.com/-/spec/opensearchrss/1.0/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns:taxo="http://purl.org/rss/1.0/modules/taxonomy/" xml:lang="ja">
<title>201605とsecuritynewsに関するnekotricolorのはてなブックマーク (12)</title>
<link type="text/html" rel="alternate" href="http://b.hatena.ne.jp/nekotricolor/201605/securitynews/"/>
<link type="application/x.atom+xml" rel="service.post" href="http://b.hatena.ne.jp/atom/post" title="201605とsecuritynewsに関するnekotricolorのはてなブックマーク (12)"/>
<entry>
<id>
tag:hatena.ne.jp,2005:bookmark-nekotricolor-287084623
</id>
<title>
【セキュリティ ニュース】TFTPのリフレクション攻撃に注意 - 約60倍の増幅率(1ページ目 / 全1ページ):Security NEXT
</title>
<link type="text/html" rel="related" href="http://www.security-next.com/069607"/>
<link type="text/html" rel="alternate" href="http://b.hatena.ne.jp/nekotricolor/20160510#bookmark-287084623"/>
<link type="application/x.atom+xml" rel="service.edit" title="【セキュリティ ニュース】TFTPのリフレクション攻撃に注意 - 約60倍の増幅率(1ページ目 / 全1ページ):Security NEXT" href="http://b.hatena.ne.jp/atom/edit/287084623"/>
<summary>
“IPアドレスを詐称してTFTPサーバへファイルの要求を行うもので、要求を受けたサーバは、詐称されたIPアドレスに対し、ファイルの送信を繰り返し試みる”
</summary>
<content type="html">...</content>
<issued>2016-05-10T12:01:55+09:00</issued>
<author>
<name>nekotricolor</name>
</author>
<dc:subject>201605</dc:subject>
<dc:subject>20160509</dc:subject>
<dc:subject>securitynews</dc:subject>
</entry>
(略)
</feed>

ブログに必要な情報は以下のタグに入っています。

記事作成日時 feed/entry/dc:subject
記事のURL feed/entry/linkのrel="related"
引用・コメント feed/entry/summary

この3つの情報は、たとえば2016年5月分のsecuritynewsタグをつけたブックマークのフィードを「201605-securitynews.xml」として保存した場合、以下ようなRubyで取ってくることができます。
# 日付はYYYYMMDDをYYYY/MM/DDに変換してます。

require 'rexml/document'
doc = REXML::Document.new("201605-securitynews.xml")
date = url = summary = ""

doc.elements.each('feed/entry') {|entry|
 entry.elements.each('dc:subject'){|element|
   if element.text =~ /\d\d\d\d\d\d\d\d/
    date = element.text.scan(/(\d\d\d\d)(\d\d)(\d\d)/).join("/")
   end
 }
 url = entry.elements['link[@rel="related"]'].attributes['href']
 summary = entry.elements['summary'].text
}

これをうまいことはてな記法に入れ込めば記事完成。「文書公開」に関しては情報源も重要なので、手動で確認して書いてます。まあ数が少ないから気にならない。

なお、このフィードには1ページ20件しか出力されないので、ofパラメータを使って全件取ってくる必要があります。たとえば、2ページ目と3ページ目のURLは以下のようになります。

http://b.hatena.ne.jp/nekotricolor/atomfeed?tag=201605&tag=securitynews&of=20
http://b.hatena.ne.jp/nekotricolor/atomfeed?tag=201605&tag=securitynews&of=40

ブクマ数の表示

読み物については、ブクマ数も表示するようにしました。こんなことできるんですね。

自分のブログに「○○users」を表示する - はてなブックマークヘルプ

http://b.hatena.ne.jp/entry/image/エントリーのURL
という URL を指定すると、そのエントリーのブックマーク数を画像で取得することが可能です。

以上の手順でまとめたのが2016年5月の記事です。

security.nekotricolor.com

うん、この方が断然後から見直しやすい。

今後の課題

記事作成日時については、記事の中から作成日時が書かれている場所を探して手動でタグをつける、というようなことをやっていて、これはなんとか自動化したいところなんですがダメですね。フィードとかはてなの仕様とかではなく、そもそも記事の作成日時は、その記事の中を見ないとわからないんですよね。

みなさん苦戦しているようです。

upa-pc.blogspot.jp


英語の記事でもあった。

www.makeuseof.com


Google検索は結果にその記事がいつ書かれたか表示されるので、上記記事にはそれを利用する方法も書かれています(検索時に「&as_qdr=y15」をつけると確実に表示されるそうで)。ただこれはあくまでGoogleがその記事の存在を認識したときなので、正確ではない可能性も。

This date isn’t guaranteed to be the publication date. It’s usually the date that Google last noticed an update to that page.

Wayback Machineだと正確な日時が分かりそうですがそこまでするのもなあ。

Internet Archive’s Wayback Machine lets you know how many times the archive has saved a specific page, and between which dates. Often, you can even look at what that page looked like at specific points in time. This means you can prove that the quote or data you’re referencing was actually there on that date.

RSSからは当然作成日時が取れるのでなんとかなりそうなもんですが、今のところスマートに取得する方法は思いつきません。Readabilityに保存すると掲載日も保存されて「おっ」と思いましたが保存されない記事もあったりして。

最初に記事が公開された時刻というのは割と重要だと思うんですけど、表示方法が統一されてないですよね。HTML5では「pubdate」というのが公開日時を表す属性になる予定だったのが廃止になったそうで、代わりにSchema.orgの「dataPublished」を使えということになっています。

あなたが見逃してるかもしれないHTML5で廃止された5つの要素・属性 - Coding Design's Tumblr

pubdateを使うかわりにブログポスト用のスキーマを使うのがよいということになってるようです。

ちなみにはてなブログでは「pubdate」を使ってますね。以下ソース。

<a href="http://security.nekotricolor.com/entries/2015/04/16" rel="nofollow">
       <time pubdate datetime="2015-04-16T10:04:30Z" title="2015-04-16T10:04:30Z">
            <span class="date-year">2015</span>
            <span class="hyphen">-</span>
            <span class="date-month">04</span>
            <span class="hyphen">-</span>
            <span class="date-day">16</span>
       </time>
 </a>

作成日時に限らず、このHTMLの書き方の自由さというのには
セキュリティ新着情報をつぶやくボットの方でも苦労させられていて、少なくとも政府系では新着情報の書き方とか、せめて日時のフォーマットくらいは統一しろやと思うんですけど、HTML5が普及すればこの辺もラクになるのかしら(ならないんだろうなあ。

感想

4月まではタイトルが気になったものをとりあえず残している感じでしたが、それだとあんまり意味がないのでサラッとでも読んで要約になりそうな部分を引用するようにしたらだいぶいい感じになってきました。自分がなんの分野に興味があるのかも分かるし(最近はランサムウェア"業界"の変容ぶりが気になる)。その代わりAppleとFBIの攻防とか、興味のない分野は根こそぎ無視するのでそれはそれでいいのかなーと思いつつ。まあこういうのは後から意味が出てくるもので継続が大事なので、変に義務を課すようなことはせず、ストレスにならない方法を今後も模索していくつもりです。

セキュリティに限らず自分のはてぶをこういう風にまとめて置いておくっていうのは他にも使えそうな方法だな。ほんとRubyが書けるようになってよかった。

2016年5月に日本語で公開された主な脆弱性・インシデント・セキュリティ情報

2016年に目についた脆弱性やセキュリティインシデント、面白かった記事などを時系列で追えるようにする試み。

なお、以下の表ははてなブックマークフィードを使ってRubyで生成しています。

security.nekotricolor.com

インシデント・脆弱性

2016/05/03 OpenSSLの更新版公開、複数の脆弱性を修正 - ITmedia エンタープライズ
 “リモートの攻撃者にシステムを制御されたり、中間者攻撃を仕掛けられてトラフィックの暗号を解除されたりする可能性”
2015/05/04 ImageMagickの脆弱性(CVE-2016-3714他)についてまとめてみた - piyolog
 
2016/05/10 QuickTime for Windows の脆弱性対策について:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
  “当該製品の利用者は速やかにアンインストールを行い、代替製品の使用を検討してください”
2016/05/11 Amebaに不正ログイン5万件 リスト型攻撃受け、全ユーザーにパスワード変更呼び掛け - ITmedia ニュース
  "7日までに約5万件の不正ログインがあった""不正ログインの試行回数は223万回"
2016/05/19 今すぐLinkedInのパスワードの変更を | Kaspersky Daily - カスペルスキー公式ブログ
 “2012年に流出したログインとパスワード1億1700万人分が、売りに出されている”
2016/05/26 2016年5月の文科省なりすましメールについてまとめてみた - piyolog
 "慶應義塾大学の職員6名へなりすましメールが届いたことが確認されている"

読み物

2016/05/01 パスワードを定期的に変更させるシステム仕様には問題がある - GIGAZINE
  “イギリス政府通信本部の情報通信セキュリティ部門CESGが2015年に発表したパスワード運用ガイダンスは、定期的なパスワード変更に対して明確に反対しています”
2016/05/02 危険すぎる...病院へのサイバー攻撃が恐ろしく進化しているけど病院の準備不足が深刻化 : ギズモード・ジャパン
  “IT面アップデート用の資金捻出に苦労している病院もある" "古いシステムと、きちんとトレーニングされていないスタッフのコンビネーション”
2016/05/03 【海外セキュリティ】 USBメモリばらまき実験/セキュリティベンダーの年次報告書 - INTERNET Watch Watch
 “細工を施したUSBメモリを拾わせるという攻撃手法が有効であることを、ある程度証明した”
2016/05/06 エフセキュアブログ : 暗号化ランサムウェアのマネタイズ
 “バンキング型トロイの木馬のような他のマルウェアのモデルから取って代わり続けている”"時にはカレンダー上の行事に合わせている" 一億総バックアップ時代到来
2016/05/06 @ITセキュリティフォーラムGW特別企画:GW中に読みたいサイバーセキュリティ関連記事まとめ (1/2) - @IT
 “2016年1月~4月に@IT「Security & Trust」フォーラムで公開した記事の中から、「各月最も読まれた記事トップ3」を紹介”
2016/05/06 IEとEdge、7月からSHA-1証明書使用サイトの鍵アイコン消滅 - ITmedia エンタープライズ
 “「Windows 10 Anniversary Update」以降、EdgeとInternet Explorer(IE)では、SHA-1証明書を使ったWebサイトが安全とは見なされなくなり、アドレスバーの鍵アイコンが表示されなくなる”
2016/05/09 システムを感染させるためにマルウェアが使うPowerShell : マカフィー株式会社 公式ブログ
 “多くのサンドボックスシステム上では検知できないPowerShellと.lnkの組み合わせ”
2016/05/09 インタビュー&トーク - 「大こけ」の反省から生まれた新バージョン 海外でも手応え十分 :ITpro
 “社外での追跡消去もいいんだけど、それよりも社内を守りたい”"ファイルサーバーから社員のローカルPCにデータをコピーした時点でもう統制できなくなってしまう"
2016/05/09 2.7億件のログイン情報流出との報道、ほぼすべてのパスワードは無効--グーグルら声明 - CNET Japan
 “発見された2億7230万件のパスワードのサンプルを調査し、その大半は対応する電子メールアカウントと無関係であると判断した”
2016/05/09 【セキュリティ ニュース】TFTPのリフレクション攻撃に注意 - 約60倍の増幅率(1ページ目 / 全1ページ):Security NEXT
 “IPアドレスを詐称してTFTPサーバへファイルの要求を行うもので、要求を受けたサーバは、詐称されたIPアドレスに対し、ファイルの送信を繰り返し試みる”
2016/05/10 News & Trend - サイバー新国家資格「情報処理安全確保支援士」の全容、講習義務化で能力維持:ITpro
 “登録番号や登録年月日など支援士資格確認のために必要な事項の公開は必須とするが、氏名や勤務先などの公開は任意とする”
2016/05/10 DDoS攻撃クロニクル(3):インターネットにおけるDDoS対策が難しい理由(その2) (1/4) - @IT
 “この1年ほどでリフレクション攻撃が急増した""リフレクション攻撃は、図5のようにUDPベースで提供されるネットワーク上のさまざまなサービスを悪用して行われる”
2016/05/10 ランサムウェア「CryptXXX」に暗号化されたデータの復号ツールをKasperskyが無償公開 - 窓の杜
  "ファイルを復号するには、「CryptXXX」に暗号化されてしまったファイルの元のバージョン(暗号化されていない状態のファイル)が最低1つ必要で、暗号化されずにいるファイルが多いほど復号が機能"
2016/05/12 Verizon社のデータ漏洩/侵害調査報告書が重要である理由 : マカフィー株式会社 公式ブログ
 “データ漏洩・侵害の63%は弱いパスワードが関係”"フィッシングメールを受け取った人の30%がメールを開き、そのうち13%が添付ファイルやリンクをクリック"
2016/05/12 日本型セキュリティの現実と理想:第22回 ランサムウェアの意外な歴史といま猛威を振るう理由 (1/3) - ITmedia エンタープライズ
 “フロッピーディスクのラベルには「エイズ・ウイルス情報入門」とあり、受け取った人が信頼してこのプログラムをインストールすると、ランサムウェアに感染してしまう”
2016/05/12 SAP製品の古い脆弱性を突く攻撃横行、日本企業に被害 - ITmedia エンタープライズ
 “悪用された場合、HTTPを経由してSAPシステムに管理者権限でアクセスされ、情報やプロセスを制御される恐れ”
2016/05/12 通信の安全を守るためにエンジニアができること
 “相互接続性優先の考えは脆弱である いくら強い暗号スイートを優先的に利用できるようにしていても 中間者攻撃、ダウングレード攻撃に対して無力”
2016/05/13 Facebook、セキュリティ向上のためCTFキットをオープンソース化 | マイナビニュース
 “中高生レベルのセキュリティ教育に貢献するため、CTFを実行するためのバックエンドやゲームマップ、チーム登録やスコアリングシステムをオープンソース化した”
2016/05/13 匿名FTPサーバで重要情報が公開されていることへの注意喚起 | セキュリティ情報 | 株式会社ラック
 “情報が公開状態となっていたのは国内の約3400組織・個人”"管理が不十分なまま匿名FTPサーバを使っているのは、個人以外では中小企業がほとんど"
2016/05/16 セキュリティ・ダークナイト ライジング(外伝):「言葉では言い表せない絶望感だった」――ランサムウェア被害者が語る (2/5) - @IT
 “ランサムウェアは『業者でも身代金を払って復元している』。その後で、依頼者に高額の料金を請求している”
2016/05/17 【やじうまWatch】「cyberjapan.jp」廃止に伴う国土地理院のなにげない発表にネットユーザー絶句 - INTERNET Watch Watch
 “「廃止」ではなく「運用停止」との表現に”
2016/05/17 ランサムウェアの被害はどこまで深刻化する?--企業はどう備えるべきか - ZDNet Japan
 “「Android」機器が「Dogspectus」というランサムウェアの標的となり、Linuxシステムも暗号化型ランサムウェアの標的となる事例が増加している。また「OS X」も最近、「KeRanger」というランサムウェア”
2016/05/17 豪州「サイバー報復」を明言 新サイバーセキュリティ戦略に注目が集まる | THE ZERO/ONE
 “サイバー攻撃から自国を守る戦略ではなく、「相手国をサイバー攻撃する」戦略”
2016/05/18 セキュリティ、いまさら聞いてもいいですか?(8):なぜ、GPSをオフにしても「位置情報」が取得できるの?――最低限押さえておくべき位置情報取得の仕組み (3/4) - @IT
 “超音波を発生させる装置を店舗に設置し、その音波を「スマートフォンのマイクで拾う」”
2016/05/18 TeslaCrypt shuts down and Releases Master Decryption Key
 "while their previous distributors have been switching over to distributing the CryptXXX ransomware.”” used the support chat on the Tesla payment site to ask if they would release the master TeslaCrypt decryption key." "they agreed to do so"
2016/05/19 ランサムウェア TeslaCryptによって暗号化されたファイルの復号手順メモ | (n)inja csirt
 “手元で暗号化の後拡張子を「.mp3」に変更するTeslaCryptに感染し、そのファイルを公開されているツールで復号することができるかどうかを試しましたのでその手順を公開します。”
2016/05/19 スマホの位置情報をアプリが無断で広告サービスへ提供していたことが発覚、アプリ開発元が謝罪 - GIGAZINE
 “RunkeeperのAndroidアプリ内で使われている、「Kiip」というサードパーティー製の広告サービスに関連するバグ”
2016/05/19 LinkedInの2012年の情報流出、新たに1億1700万人のパスワードが闇市場で流通 - ITmedia エンタープライズ
 “パスワードはSHA-1を使ってハッシュ化されているものの、強度を高めるためのソルトは行われていなかった”
2016/05/20 さらば、TeslaCrypt:最終ラウンド | Kaspersky Daily - カスペルスキー公式ブログ
 “TeslaCryptをばら撒いていた活動は、CryptXXXのばら撒きにシフトしています(Kaspersky Labは救済ツールを開発済み)”
2016/05/21 政府、サイバー攻撃に対応するための新組織を設置する方針 | スラド セキュリティ
 “公務員身分じゃなくて、非常勤職員(月額14万円くらい、3年任期)で雇う側に都合のいい人材を集めたいだけなんでは?”
2016/05/22 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160521-00050136-yom-soci
 “約2時間半の間に、100人以上の犯人グループが各地で引き出した”
2016/05/22 LinkedInから流出したパスワードトップ50 | マイナビニュース
 “123456 linkedin password”
2016/05/24 グーグル、パスワード入力に代わる「Project Abacus」を今夏試験運用へ - CNET Japan
 “ユーザーの入力方法や話し方を解析し、端末上のセンサからの信号を組み合わせて、本人であることの確からしさを計算”
2016/05/24 「セキュリティ心理学」入門(5):「ヒューマンエラー」は個人の責任ではない (1/3) - @IT
 "個人の努力だけでエラーに対応するのは難しい"
2016/05/25 止まらぬランサムウェアの猛威、2016年1~3月期の脅威動向を分析 | トレンドマイクロ セキュリティブログ
 "ランサムウェアの検出台数は国内では前年同期比9.2倍、海外でも前年同期比3.7倍となっており、法人、個人を問わず世界的に増加" "メール経由での攻撃の拡大"
2016/05/25 Tech TIPS:Windowsのセキュリティ設定を記述するSDDL文字列とは? - @IT
 “監査の設定や、DCOMのセキュリティ設定など、セキュリティ関連の設定項目で広く利用されている表記方法”
2016/05/25 コンビニATM14億円不正引き出し、管理甘い日本が狙われる | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
 "より新しく安全性が高い「チップ・アンド・ピン」システムを導入しておらず、旧式で安全性の低い「磁気ストライプ」のカードが通用する国"
2016/05/25 定期的なパスワード変更は危険? World Password Dayに英諜報機関が警告 | THE ZERO/ONE
 “これまで使ってきたパスワードに少しだけ変化を加えた文字列を設定したり、パスワードをどこかに書き留めてしまったり、ひとつの「新しいパスワード」を複数の認証で利用したりする”
2016/05/26 自分のメールアドレスの漏洩状況をチェックできる「Have I been pwned?」 - 知っ得!旬のネットサービス - 窓の杜
 “メールアドレスを登録することで、新規に発生したインシデントにメールアドレスが含まれていた際に通知を受け取る機能も用意”
2016/05/27 最近の不正ログインの傾向 Yahoo編: 独房の中
 "YahooメールにIMAPでの不正ログイン"
2016/05/27 10の疑問を試して解明 セキュリティ大実験室 - 無線LANのSSIDを隠すのは効果ある?:ITpro
 “本当に、隠蔽されたSSIDは簡単に解析できるのか。実際に試した”
2016/05/27 Microsoft、安易なパスワードを使用禁止 攻撃にも対抗措置 - ITmedia エンタープライズ
 "どのようなパスワードが狙われているのかを分析し、当座の攻撃対象になっていると思われるパスワードをMicrosoft Accountなどで使えないようにする対抗措置" "禁止パスワードのリストは動的に更新"
2016/05/30 安易なコピー&ペーストによりユーザーに任意のコードを実行させるPoC「Pastejacking」の危険性。 | AAPL Ch.
 “一見目的のコードしか記載されていないWebページでもJavaScriptを利用することでクリップボードへ任意のコードを送り、クリップボードへペーストした時点でそのコードを実行させる”
2016/05/30 【清水理史の「イニシャルB」】 セキュリティ被害発生! 「調べてよ」と言われたときの準備は大丈夫? - INTERNET Watch Watch
 “キャプチャしたパケットからファイルを取り出す方法や一部の情報しか与えられていなログから感染端末を探す方法など、実戦で役立つ情報がかなり詰め込まれている”
2016/05/31 総務省|「IoTセキュリティガイドライン」(案)に関する意見募集
 
ランサムウェアのイラスト(スマートフォン) | 無料イラスト かわいいフリー素材集 いらすとや
 どこかで使うかも

デジタル・フォレンジック研究会「証拠保全ガイドライン第5版」メモ

@nekotricolorはCTF for GIRLSの運営のお手伝いをしています。

girls.seccon.jp

で、次回のCTF for GIRLSのテーマはフォレンジックです。

ということで読んでみました。2016年4月21日に公開されたものです。

digitalforensic.jp

構成

1 事前に行う準備
1.1 インシデントレスポンスを想定した初動対応、証拠保全プロセスの検討及び体制の確立
1.2 インシデントレスポンスに関連する情報収集、情報共有及び分析
1.3 インシデントレスポンス(初動対応、証拠保全)時に必要と考えられる資機材等の選定及び準備
1.4 インシデントレスポンス時に使用する資機材等の熟達
1.5 Web で提供されているサービスの保全
1.6 クラウド環境の保全

2 インシデント発生(又は発覚、以下同じ)直後の対応
2.1 インシデントレスポンスが未実施の場合の活動
2.2 インシデントレスポンスが着手済みである場合の活動
2.3 インシデントレスポンスを円滑に進めるための活動

3 対象物の収集・取得・保全
3.1 対象物の状態の把握
3.2 収集・取得・保全するための対象物の処置
3.3 その他、収集・取得・保全する必要性がある対象物

4 証拠保全機器の準備
4.1 複製先(コピー先、以下同じ)に用いる媒体(記憶装置) 
4.2 証拠保全機器に求められる機能
4.3 証拠保全ツールに関する要件
4.4 その他、証拠保全に必要な機器・機材・施策の準備

5 証拠保全作業中・証拠保全作業後
5.1 代替機・代替ツール・代替手段の準備
5.2 立会人等
5.3 同一性の検証
5.4 証拠保全の正確性を担保する作業内容の記録
5.5 複製先の取扱い
5.6 Web で提供されているサービスに係る収集・取得・保全
5.7 ネットワークログからの証拠データ抽出

付録。濃ゆい。

1 チェックシート(デスクトップ PC の場合)
2 証拠保全ガイドライン用語集(Glossary)
3 デジタル・フォレンジックに関連する我が国の主な刑事法
4 関連資料紹介
5 Chain of Custody(CoC)シート例
6 刑事・⺠事におけるデータ収集と解析フローイメージ図
7 参考資料
I 「供述証拠と事実認定の実務(概論)」
II 「デジタルデータの証拠化・同一性確認調査手続き報告書例」
III 「今後のデジタル・フォレンジックの在り方と課題」
IV 「代表的な収集及び分析ツール」
8 IDF 団体会員「製品・サービス区分リスト」
9 「証拠保全ガイドライン」改訂WGメンバー(委員・オブザーバー及び事務局)

感想

とりあえず目次にページ番号つけてほしい・・。

「3.2 収集・取得・保全するための対象物の処置」以降は非常に具体的に書かれていてものすごく参考になります。対象物の電源が入っているか、ノートPCかデスクトップか、などケース別に実際の処置方法が記されています。ケーブルを刺した状態で写真を撮っておくとか思いつかなかった。

 各装置・ケーブルの取り外しの際は、解析時におけるシステムの正確な再現、作業後の現状復 帰を可能にするため、どのケーブルや機器が、どこに取り付けられていたかを、粘着性の低い タグ、専用の荷札タグ等を貼って明確にする*1

ジャンパーピンの状態まで記録しろって書いてある。

○ 対象となる HDD にジャンパーピンがある場合には、その状態を記録しておき、証拠取得時の影響 について検討する。*2

どうしてもネットワークトラフィックやログなどのソフトウェア的な部分に目が行きがちですが、取り外してどこかに調査を依頼したり証拠として提出したりする事を考えると、ハードウェア的な部分も重要ですよね。

デスクトップPCの場合の処置手順をまとめた付録1のチェックシートはそのまま使えそうです。実際にここまでやるのは大変そうですけどねー。

付録 3「デジタル・フォレンジックに関連する我が国の主な刑事法」はフォレンジックに限らずセキュリティに関わる人は読んでおいたほうがよさそう。関連する法律の列挙だけでなく解説も入ってます。

なお、技術者の間で、完成度の低いOSや、深刻なバグを含むプログラム自体がこの「不正指令電磁的記録」にあたるのではないかという誤解があるようであるが、(略)一部の者だけが、 「このようなプログラムは、けしからん」などと言っていても通用せず、一般のコンピュータ・ユーザ ーが「このプログラムはウイルスだ」という認識を持つことが必要であろう。*3

こんな風にざっくばらんに解説されているので面白いです。

「3.3.2 対象物のマニュアル・ユーザガイド等のドキュメント類」にあった、メーカーごとのBIOS起動キーをまとめたこの表はフォレンジックに限らず使えそう。

PC 製造者 BIOS 起動キー
Acer Del 若しくは F2
旧 Compaq F10 若しくは F1, F2, Del
Dell F2
eMachines Tab 若しくは Del, 或いは F2
Fujitsu F2
Gateway F1
Hitachi F2
HP F10
IBM/Lenovo F1 若しくは F12
Lenovo F1 若しくは F12
NEC F2
Panasonic F2
Phoenix Award BIOS 標準 DEL
Sony F2 若しくは F3 のち F2, F3のちF1
Toshiba Esc のち F1

*4

改訂履歴を見つけられなかったので第4版との差分はよくわかりません。目次の中項目を比べてみましたが変わっていないようです。

*1:P.18「3.2.1 対象物がコンピュータで、電源が OFF の状態の場合」

*2:P. 28「4.4.3 IDE HDD に設置されているジャンパーピンの取扱い」

*3:P.43〜P.44 「不正指令電磁的記録作成等」の解説部分抜粋

*4:P.24 表 2 製造者別の主な BIOS 起動キー

2016年4月に日本語で公開された主な脆弱性・インシデント・セキュリティ情報

2016年に目についた脆弱性やセキュリティインシデント、面白かった記事などを時系列で追えるようにする試み。

脆弱性・インシデント

日付 記事
2016/04/04 アダルトサイトの広告から侵入、日本語のAndroid向けランサムウェアが上陸 | アプリオ
2016/04/05 米CNBCがセキュリティ記事を悪用してパスワードを収集・共有していたことが明らかに | スラド セキュリティ
偽のjQueryを利用した攻撃、「WordPress」「Joomla」を利用するサイトで急増 - ZDNet Japan
2016/04/06 緊急注意喚起-国内民間企業でも被害が深刻化するランサムウェアの脅威 | トレンドマイクロ セキュリティブログ
ニュース - ウイルスメールに注意! ユーザー名を固定してドメイン名を入れ替える珍しい手法:ITpro
「iOS 9.3.1」にバグ--ロック画面から連絡先や写真にアクセス可能に - CNET Japan
2016/04/11 【セキュリティ ニュース】会員約1.3万件の不正ログインが判明、個人情報取得が目的か - JR東日本(1ページ目 / 全2ページ):Security NEXT
2016/04/12 SQL Server 2005 移行促進キャンペーン - MSBC
Badlock (CVE-2016-2118/CVE-2016-0128)についてまとめてみた - piyolog
2016/04/13 2016年4月 Microsoft セキュリティ情報 (緊急 6件含) に関する注意喚起
2016/04/15 US-CERT、「QuickTime」を「Windows」PCから削除するよう勧告 - CNET Japan
2016/04/22 プレスリリース - 【重要】ケータイキット for Movable Typeの脆弱性について | アイデアマンズ株式会社
J-WAVE Webサイトへの不正アクセスについてまとめてみた - piyolog
2016/04/27 Apache Struts2 の脆弱性対策について(CVE-2016-3081)(S2-032):IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
ニュース - Struts 2の脆弱性狙う攻撃が国内でも発生、至急回避策を:ITpro
2016/04/28 NTPに複数の脆弱性、更新版で修正 - ITmedia エンタープライズ
ドイツの原子力発電所のコンピューターからウイルスが発見される - GIGAZINE

読み物

2016年3月に日本語で公開された主な脆弱性・インシデント・セキュリティ情報

2016年に目についた脆弱性やセキュリティインシデント、面白かった記事などを時系列で追えるようにする試み。3月は忙しかったこともあり、読み物は琴線に触れたもののみまとめました。

読み物

日付 記事 情報源
2016/03/01 組織全体のリスクを考えられる「セキュリティ人材」の育て方 @IT
【海外セキュリティ】 攻撃者の「実態」に関する調査/セキュリティ担当者にかかるプレッシャー INTERNET Watch
サイバー攻撃グループ、ターゲットを米国機関からアジアや日本のインフラに切り替えた? スラド
セキュリティ事故経験は7割? 数字でみるニッポン企業の現実 ITmedia
OS Xに感染するマルウェアがまた発見される!対策方法とは 小龍茶館
2016/03/02 Microsoft、Windows 10の「侵入後」セキュリティーツールを発表 TechCrunch Japan
SIMD命令実行時にMacBook Airから出る電磁波でメリーさんの羊を鳴らす強者登場 PC Watch
2016/03/03 「2日侵入を防げ」--サイバー攻撃者視点での調査結果:パロアルトネットワークス ZDNet Japan
2015年のネット不正送金被害は過去最悪に、対策未実施口座が7割も ITmedia
内部不正による情報漏えい、手段のトップはUSBメモリ ITmedia
CISO任命だけではすまない--侵入被害を受ける前提で求められる組織のあり方 ZDNet Japan
2016/03/04 記者の眼 - 組織的・長期的に狙われている、日本の民間企業 ITpro
第1回 いま一度ISMSとは?メリットとデメリット ITmedia
2016/03/07 インシデントレスポンスとは何か――自動車事故に置き換えて考える ITmedia
連邦取引委員会、「パスワードを定期的に変更する必要は無い」という内容のブログ記事を公開 スラド
「マイナンバーのPCはネットから分離せよ」は正しい? 間違ってる? ITmedia
2016/03/09 ソフトウェア脆弱性対策の効率化に向けて着手――IPAとSAMAC ITmedia
ニュース - 総務省が約236億円の補助金交付を決定、地方自治体のサイバー攻撃対策促す ITPro
2016/03/10 SIPサーバへの不審なアクセス、3年半で約6倍増に ITmedia
残念ながらタイポスクワッティング攻撃はいまだに健在 マカフィー
2016/03/11 第2回 ISMSの進め方(準備・計画~実施編) ITmedia
中小企業「踏み台」は大企業も想定外 露呈する人材不足…「まずは意識改革から」 産経WEST
2016/03/14 サイバー攻撃者は侵入から2年の間に何をしていたか――調査で分かること ITmedia
Webサイトに“安心”をプラス―知らないでは済まされないSSLサーバ証明書の仕組み 技術評論社
インターネットにおけるDDoS対策が難しい理由 @IT
2016/03/15 なぜ、「セキュリティポリシー」が必要なの?――自社のセキュリティポリシーを一度も読んだことがない方へ @IT
【レポート】事後にこそ問われる、企業の真価-セキュリティ BIG 5が選ぶ セキュリティ事故対応アワード ITSearch
2016/03/16 「DNS通信」記録していますか?――万一に備えたDNSクエリログの保存方法 @IT
日本語表示に対応したモバイル版ランサムウェアを初確認、既に国内でも被害 トレンドマイクロ
HTTPレスポンスのgzip圧縮による日時リーク : Torの秘匿ネットワークの秘匿性を脅かす仕様・実装について POSTD
サイバーセキュリティ職への若者の関心、日本は国際平均を下回る ZDNet Japan
大規模漏洩で経営層の意識が変わった サイバー攻撃対策にはITの知見が必須 ITPro
科学的手法でネット犯罪に対抗--サイバーセキュリティ大規模検証環境「DETER Project」 ZDNet Japan
2016/03/17 「正しいセキュリティ設計の考え方」入門 @IT
LenovoのスタートページがAnglerを配信 エフセキュア
2016/03/18 「パスワードの強制定期変更」は時代遅れ、企業に再考促す ITPro
セキュリティ・テクノロジー・マップ @IT
第3回 ISMSの進め方(運用と内部監査編) ITmedia
404応答にマルウェアへの命令を隠す攻撃手法を確認、ネットワーク監視で注意を ITmedia
暗号文のままで計算しよう - 準同型暗号入門 - SlideShare
2016/03/22 Google、バイナリ比較ツール「BinDiff」を無償提供 ITmedia
いまの日本のセキュリティに足りないのは「攻撃の研究」――新刊『ブラウザハック』で攻撃手段を学ぶ CodeZine
もしかしたら、手遅れかも…。インターネットセキュリティの専門家が語る「サイバー犯罪の今」 ギズモード・ジャパン
エクスプロイトキット最新動向分析:狙われる国、与える影響の大きさ トレンドマイクロ
2016/03/23 日本MSがActive Directoryへのサイバー攻撃を実演、会場から驚きの声上がる ITpro
セキュリティエキスパートたちが「最近気になっていること」 @IT
2016/03/24 通信パケットが残す攻撃の足跡 ツール使い被害を正しく分析 ITpro
すご腕バグハンターたちが報奨金制度運営者と本音トーク @IT
ホワイトハッカー集めて「サービスとしてのSOC」を--米セキュリティ最新事情 ZDNet Japan
警察庁、2015年にC&Cサーバ48台をテイクダウン Security NEXT
2016/03/28 「既存のセキュリティに嫌気」--分離技術でマルウェアを無害化するMenlo ZDNet Japan
ANAグループやJPCERT/CCが説くインシデントレスポンスの要諦 ITmedia
独法・特殊法人の情報システムを国が一括監視へ IT Leaders
学研まんが「サイバーセキュリティのひみつ」電子書籍版を無償公開 INTERNET Watch
2016/03/29 IoT時代に必要とされる「新型セキュリティエンジニア」とは @IT
もっと身近な“FinTech”のお話 ITmedia
ベネッセ流出、元SE実刑 ロイター
2016/03/30 スマートフォンゲームのチート事情 SlideShare
ANAシステム障害の原因判明、シスコ製スイッチの「世界初のバグ」でDBサーバーがダウン ITpro
インターポールの考える「サイバー犯罪撲滅策」 @IT
2016/03/31 MBRを上書きする新手のランサムウェア出現、PCが使用不能に ITmedia
【無料】あの『東京防災』が電子書籍化、Kindleストアなどで配布開始 大切な人を守るために必ずDL アプリオ
サイバーセキュリティー 人材育成の方針決定 NHK
無料でダウンロードできるIT技術系電子書籍(EPUB/PDF)一覧【2016年版】 Build Insider

JNSA「情報セキュリティポリシーサンプル改版」メモ

以前「情報セキュリティポリシーを書くときに使えそうな情報を集めてみた」という記事を書いたところ、コンスタントにアクセスがあって、需要があるんだなあと思ってたんですよ。

security.nekotricolor.com

で、そこで紹介したJNSAの「情報セキュリティポリシーサンプル0.92a版」、すごくいい資料なんですがいかんせん作成が2002年と古くて、というかセキュリティポリシーの情報って全体的に古いものが多くて、最近これだけセキュリティセキュリティ騒がれてるのにセキュリティポリシーはあんまり注目されてないのかしら?と思っていたら、まさかの全面改訂きました。2016年3月29日公開です。

www.jnsa.org

今年はISMS認証が改正されるようですし、経産省から「情報セキュリティ管理基準(平成28年改正版)」も出ているのでセキュリティポリシーが熱い年になるのでしょうか。

構成

16の方針・規定のサンプルが公開されています。

情報セキュリティ基本方針
情報セキュリティ方針
人的管理規程
外部委託先管理規程
文書管理規程
監査規程
物理的管理規程
リスク管理規程
セキュリティインシデント報告・対応規程 
システム変更管理規程
システム開発規程
システム管理規程
ネットワーク管理規程
システム利用規程
スマートデバイス利用規程
SNS利用規程

主な改訂点はこちらにまとめられています。

情報セキュリティポリシーサンプル改版概要

0.92a版にはなく1.0版で新しく追加された規定は以下の5つ。

  • リスク管理規程
  • システム変更管理規程
  • システム開発規程
  • スマートデバイス利用規程
  • SNS 利用規程

0.92a版は中〜大規模企業が対象だったのに対し、1.0版は小〜中規模企業が対象となっています。
想定されるネットワーク構成、情報セキュリティ委員会の体制図なども概要に乗っています。
情報セキュリティ委員会を持つ中小企業ってそんなにあるんだろうか?

「SNS 利用規程」感想

全部読むのは大変なので、時流に乗っている規定「SNS 利用規程」だけ見てみました。

企業がSNSを利用する社員にいいたいことは、「企業秘密漏らすなよ?」「バカッターとかすんなよ?」の2点に尽きると思われますが、それをどうポリシーっぽく書くか、ですよね。サンプルではそれを見事にちゃんとした文章にしています。

企業秘密漏らすなよ?

「4.1 業務目的での利用」にこんな記載があります。

(2)SNS に記述する内容は、公開 Web サーバに記述する公開情報に準ずる。

仕事の話をする場合にはWebサーバで公開されている情報以外は喋るなよ、と。まあ企業の公式アカウントはそれ以上のことを書いたりもするわけですが、広報がやってるんでもない限りはこのルールが分かりやすくていいですよね。

バカッターとかすんなよ?

これは「4.2 業務目的外(私的利用)での利用」に該当箇所が。

社員等が SNS を利用する場合、当社の非公開情報、法律、公序良俗に違反する 記載をしてはならない。

さすがにコンビニの冷蔵庫に入るのは公序良俗に違反するというのは誰でもわかると思うので(分かってないならわざわざツイッターにあげたりしないよね)、明確に禁止することでそれなりの抑止にはなりそうですね。私的利用についてまで指示される覚えはねーって思うかもしれませんけど、どこかに属している以上ある程度はしょうがない。実際勤め先まで晒されて一緒くたに叩かれるとか普通ですし、業界によっては致命的です。

でも以下2つを私的利用の方に書くのはちょっと過保護なような。

(4)社員等は使用デバイス(PC、スマートフォン、タブレット)と SNS の設定により、 使用デバイス上のデータ、写真、位置情報と SNS が自動連携され、自分のプライバシーデータ、写真、位置情報が予期せず公開される可能性のあることに注意すること。
(5)社員等は SNS の予期せぬ設定変更、機能追加によりセキュリティ制限レベルが変わり、情報がより一般に公開される可能性のあることに注意すること。

まあこれも情報漏えいやバカッター防止には書くしかないのかな。

炎上したら連絡を

業務目的・業務目的外どちらにも、クレーム、中傷、炎上があった場合は報告しろとありますね。

(3)SNS 利用において、他利用者からのクレーム、中傷、炎上等がある場合は、情報 セキュリティ担当者に報告すること。

(6)社員等は SNS 利用において、当社の非公開情報の漏えいの可能性、他利用者からのクレーム、中傷、炎上等により当社の信用失墜がある可能性がある場合は、 部門長及び情報セキュリティ委員会に報告すること。

「炎上」って単語が入ってるとか時代ですねえ。

炎上は悪意がなくてもするときはするので、意図的にやったのでなければ炎上しても素直に報告してきたら厳罰に処すようなことはしないで欲しいものです。情報漏えいと同じで、報告することを躊躇させるようなやり方は絶対によくない。

ここまで私的利用について踏み込んでるポリシーというのも珍しい気がしますが、今後はこれが当たり前になっていくんでしょうね。

2016年2月に日本語で公開された主な脆弱性・インシデント・セキュリティ情報

2016年に目についた脆弱性やセキュリティインシデント、面白かった記事などを時系列で追えるようにする試み。1月分はこちら。

security.nekotricolor.com


さすがに読み返しにくいので、「脆弱性・インシデント・文書公開」と「読み物」で分けました。

脆弱性・インシデント・文書公開

日付 記事 情報源
2016/02/01 遠隔操作ウイルスの制御にDNSプロトコルを使用する事案への注意喚起 ラック
Amazon をかたるフィッシング (2016/02/01) フィッシング対策協議会
2016/02/02 複数の省庁のWebサイトの閲覧障害についてまとめてみた piyolog
2016/02/03 サイバーセキュリティのひみつ IPA
『Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド』【2016年2月1日版】を公開しました。 JSSEC
EMET 5.5 リリースしました Microsoft
2016/02/04 防衛関連団体にサイバー攻撃 文書の外部流出も NHKニュース
DBセキュリティガイドライン実装WG 対応表 データベースセキュリティコンソーシアム
2016/02/08 「秘密情報の保護ハンドブック~企業価値向上に向けて~」を策定しました! METI
2016/02/09 米国土安全保障省やFBIの職員情報、大量に流出か ITmedia
2016/02/10 まんがで学ぼう「セキュリティ入門」 Google Japan Blog
国税庁、JETRO、日本証券金融、日本政策金融公庫のWebサイト閲覧障害についてまとめてみた piyolog
Adobe Flash Player の脆弱性 (APSB16-04) に関する注意喚起 JPCERT/CC
2016年2月 Microsoft セキュリティ情報 (緊急 6件含) に関する注意喚起 JPCERT/CC
2016/02/12 「Firefox 44」に深刻な脆弱性、アップデートで対処 ITmedia
Cisco ASAシリーズに深刻な脆弱性、CVSS値は最大 ITmedia
2016/02/15 情報セキュリティ10大脅威 2016 IPA
2016年北朝鮮核実験以降の韓国サイバー関係の情勢についてまとめてみた piyolog
日本郵政を騙った不審メールが急増していますのでご注意ください 日本郵政
2016/02/17 GNU Cライブラリの脆弱性(CVE-2015-7547)についてまとめてみた piyolog
2016/02/19 国際協力機構、住宅金融支援機構、日本格付研究所のWebサイトの閲覧障害についてまとめてみた piyolog
2016/02/22 サイバーセキュリティ注意喚起サービス「icat for JSON」の公開 IPA
2016/02/23 クレジットカード取引におけるセキュリティ対策の強化に向けた実行計画を取りまとめました~国際水準のクレジットカード決済環境の整備を進めます~ 経済産業省
2016/02/24 「EMETを使ってEMETを無効化」、Microsoftが脆弱性に対処 ITmedia
Ruby 2.0.0 および Ruby 2.1 の今後について Ruby
2016/02/25 改ざんの標的となるCMS内のPHPファイル JPCERT/CC
2016/02/26 マルウェアに対する被害未然防止の実施 総務省
2016/02/29 情報と金銭を狙ったサイバー犯罪の矛先が法人に - 2015年日本と海外における脅威動向 トレンドマイクロ
2015年下半期 Tokyo SOC 情報分析レポート 公開 Tokyo SOC Report

読み物

日付 記事 情報源
2016/02/01 SECCON決勝に決着、DEF CON出場権は誰の手に? Security NEXT
サイバーセキュリティ月間:エキスパートたちのセキュリティ対策 Google Japan Blog
2016/02/02 不審ドローン対策の切り札になるか。オランダ警察、鷲にドローン捕獲を訓練中 Engadget Japanese
サイバーセキュリティ基本法改正案など衆院提出 政府 日本経済新聞
2016/02/03 加入者がマルウェア指令サーバーと通信するのをISPが強制的に遮断、新たなサイバー攻撃対策スタート INTERNET Watch
国際サイバー犯罪集団が相次ぎ日本進出、その理由は ITmedia エンタープライズ
PCやネットのセキュリティ対策、一般ユーザーとセキュリティ専門家との違いとは スラド
JCBの会員向けWebサービスで「秘密の質問」による本人確認が導入される スラド
サイバー法改正案が閣議決定、「情報処理安全確保支援士」新設へ ITpro
2016/02/04 マルウエアと正面から向き合うのはもうやめよう ITpro
ハッカーとセキュリティ担当者のサイバー軍拡競争が急速に進行 -- ENISA ZDNet Japan
2016/02/05 「公衆無線LAN」の安全な使い方 @IT
偽Flash更新マルウェア、OS X感染を狙う手口が横行 ITmedia
日経BP 情報セキュリティサミット2016 Spring 企業におけるセキュリティ SlideShare
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2016/02/13 Windows コマンドを監視しよう www.morihi-soc.net
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マルウェアの不正通信をDNSレベルで遮断、総務省・ISP事業者らによる「ACTIVE」が対策に本腰 INTERNET Watch
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「さくらの平和は私たちが守る!」さくらインターネットのサイバーセキュリティ担当にインタビュー さくらのナレッジ
OSC2016 Tokyo/Spring セミナー資料 SlideShare
2016/02/27 EMETを利用してEMETを無効化する手法、FireEyeが解説 スラド
2016/02/29 “尖って”なくても認められていいんだ――「セキュリティキャンプ・アワード」創設へ @IT
「CSIRT」に求められる役割とその実現に必要な人材のスキルとは INTERNET Watch
自社のWebサイトを守るために今できること―JPCERT/CC満永拓邦氏に聞くWEBセキュリティ事情 EnterpriseZine
総SSL通信化時代のセキュリティ死角、F5ネットワークスが解説 INTERNET Watch
農業や土木/建設など商業利用で立ち上がる海外のドローンスタートアップと日本の取り組み fabcross
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